こんなデビューしたてのVtuberの悩みを解決します。
・デビュー直後のおすすめの配信内容がわかる
・見る側である視聴者の心理がわかる
キズナアイにより世間にも名が広まったVtuberという存在は、2019年にはにじさんじが2020年にはホロライブがブームを巻き起こしその成長はまさに今がピークといった状況です。企業勢はもちろん個人勢のVtuberも数多く存在し、今や全世界で2万人弱のVtuberが存在するなど戦国時代の様相を呈してきました。Vtuberとしてデビューしたい or デビューしたばっかり という方も数多くいらっしゃると思います。
しかし、みなさんが最初にぶち当たる壁は視聴者の少なさでしょう。1時間ライブをして視聴者0なんで珍しくなく、また動画を投稿しても10再生以下何てのがざらにあるのがVtuberの世界でありYoutubeの世界です。どうしたら人気を獲得できるんだろうと悩まれている方も多いと思います。
そんな方向けにデビュー直後にどんな気持ちで配信に臨めばいいのか、おすすめの配信内容はなにか、視聴者はどういう心理で見るチャンネルを選んでいるのかなどを簡単に説明することでデビュー直後の初心者さんの悩みを少しでも解決できればと思います。
1.デビュー直後は同時接続者数や再生数を気にしないようにしましょう
前置きでも書きましたが、デビュー直後は恐ろしく視聴者さんは集まりません。特に配信プラットフォームにYoutubeを選んだ方はそれが顕著に表れ絶望する方も多いと思います。ただ、これはハッキリ言って仕方ないです。
ニコニコ生放送やMildomなどは配信も少なく、またTopページなどで配信開始直後の番組や視聴者が少ない番組などをピックアップしたりゲームタイトルや配信内容のタグで番組を探しやすい工夫がされています。このためYoutubeに比べると遙かに番組を見てもらえる可能性が高いです。
しかしYoutubeは元々が動画サイトということもあり、特にライブ配信の見つけられやすさが壊滅的に低いです。完全に新規でYoutubeライブを始めて視聴者さんが1人以上きたら奇跡に近いレベルです。
これらを踏まえて、特にYoutube配信では配信中に同時接続者の数を気にするのはテンションも下がるだけで意味がないです。「誰かが見てるかもしれない。見てなかったとしてもこれは配信の練習なんだ」ぐらいに割り切って配信をやり遂げましょう。
配信が終わったあとや動画を公開してある程度、期間がたった後に視聴者が0だったり再生数が低かった場合は、配信のタイトルや内容が良くない可能性もあります。そのときにどうするかを考えましょう。
2.配信内容と視聴者心理について
よく初心者の方がデビュー直後にやる「ぐだぐた雑談」「まったり雑談」などのタイトルがついた雑談配信。デビュー直後にやるのは全くおすすめできません。これは視聴者心理を解説するとわかっていただけると思います。
あなたがVtuberが好きで番組を探している立場になって考えてみてください。ご存じの通りVtuberのライブ配信は企業・個人問わず数多く存在します。例えばホロライブ、にじさんじだけで絞ったとしても配信のゴールデンタイムといえる19時以降は誰かしらが必ず配信しています。そんな状況で新人Vtuberが「ぐだぐだ雑談」「まったり雑談」をやっていたとして見たいとなりますか?例えどんなに面白い内容を喋っている配信だとしても、タイトルや配信内容だけで敬遠されてしまうのが実情なのです。
もちろんこの内容でも人を集めることができないわけではありません。例えば配信のサムネイルが目を引くものだったり、Vtuberのキャラクターデザインが特に秀逸だったりすると、それにより配信URLをクリックしてくれる方もいるでしょう。しかし狭き門であることに変わりはないのです。
そのため配信初期はこのようなタイトルの雑談放送はなるべく避けましょう。雑談放送をするにしてもテーマを絞った方が効果的です。
例えば
- 名探偵コナン好きがコナン映画について語る配信
- これまで使った化粧水で一番よかったものについて語る配信
- ディズニーランドのアトラクションで好きなもの語る配信
- League of Legendsのプロリーグについて語る配信
などなど、ご自身の好きなことや趣味などについて語る雑談配信にしそれをタイトルに盛り込むことで同じ趣味を持った方の興味を引くことができます。こうすることで視聴者の獲得にもつながりますしコメントの獲得にもつながります。デビュー直後にコメントがなく雑談の話が続かないって方も多いと思いますのでコメントは特に重要です。テーマを絞ることで視聴者を獲得しやすくなり、その視聴者が好きな話題をしているのでコメントも獲得しやすくなります。多くの人に見に来てもらうよう裾野を広げることはもちろん大事なのですが、デビュー直後は反対に視聴者の絞り込みをすることを意識しましょう。
ただあくまで個人の意見をいえば、デビュー直後に雑談配信をするのはおすすめできないです。雑談と言葉にすると簡単ですが、実際の内容に面白さを加えるのはかなりのトーク力とテクニックが必要になります。1時間の雑談をコメントなしでやるのはデビュー直後だと本当にしんどいと思います。というより現在登録者100万人を超えるような超人気Vtuberでも1時間の雑談をコメントなしでやれるのは1人いるかどうかレベルだと思います。
そのため最初の配信内容は雑談以外の方がおすすめです。一番のおすすめはゲーム実況でしょう。リアクションもとりやすく最悪、無言になってもゲームが動いていることから配信として成立させることができます。そのゲームのファンが見に来てくれることも多く、雑談と同じく視聴者の絞り込みができます。
ただ一言でゲーム実況といってもこちらも工夫しないとなかなか視聴者の獲得にはつながらないので、そのあたりの工夫などは別の機会にご紹介します。
まとめ:いろいろ語りましたが一番大事なのは楽しむことです!
Vtuberデビュー直後の配信者に意識してほしいことを書きましたが、一番大事なことは配信者本人が楽しむことです。やりたくない雑談配信ややりたくないゲーム実況をやって視聴者を獲得したとしても嬉しさはあっても後々必ずつらくなります。自分が一番楽しいことをして視聴者を獲得する方が100倍幸せですし長続きします。なので視聴者を獲得するためにやりたくもないことをやるのは逆効果です。
ご自身が楽しむことを第一に楽しいVtuber生活を送ってください。