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【LOL】スタメン3人が出られず?PSG Talonを紐解く

  • 2020年9月25日
  • 2020年9月25日
  • LOL

League of Legendsの世界一のチームを決める大会、The 2020 Season World Championship。
日本代表のV3 Esportsは抽選の結果、プレインステージのグループBに入りました。

今回はV3の対戦相手4チームの紹介を行っていきます。ラストは、4戦目の相手に決まった台湾・香港・東南アジアのPSG Talonの紹介です。

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PSGとPCS地域とは


KR、CN、EU、NAに次ぐ5番目の地域とも言われたLMS(台湾・香港・マカオ)とLST(東南アジア)とが合併した2020年。蓋を開けてみると、やはりLMS地域の強さが際立っており、Summerシーズンのトップ5を旧LMSが独占しました。

LMS地域はWorlds Saeson2で優勝したTaipei Assassins など国際大会の舞台でも結果を残し続けています。KRキラーとして有名なFlash Wolvesは現V3 のJG、Bugi選手の前所属チームでもあります。現在、マイナーリビジョンと言われる地域の中では頭一つ抜けた存在といえるでしょう。

そんなPCS地域の第2シードがPGS Talonです。

PGSはサッカーファンにはおなじみのパリ・サンジェルマンFCのチームで、フランスのプロサッカーチームとして初めてのeSports部門を設立したことでも知られています。チーム結成は2020年6月ですが、前身のTalon Esports のメンバーを受け継いでおり、Springシーズンを優勝し出場したVN(ベトナム)地域との上位2チーム参加の大会、Mid-Season Showdown 2020でも優勝するなど非常に強力なチームです。

ただ、非常に残念なことにチームのスタメンを務めたTank・River・Unifiedの3選手がプレインステージに出場できないことが発表されました。特にJGのRiver選手は昨年V3のJGを務めたBaby選手です。Bugi選手との新旧JG対決が楽しみだっただけに寂しくはありますが、V3にとってはチャンスだと思います。

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チームスタッツ比較

PSG TalonV3 Esports
Win Rate69%78%
Gold Differential at 15 min+1142+1157
CS Differential at 15 min:+27.7+2.9
Tower Differential at 15 min+0.16+0.78
Dragons / game2.8(59.7%)2.9 (62%)
Dragons at 15 min11.13
Herald / game:1 (54.7%)1.13 (58.7%)
Kills Per Game13.915.7

レーン戦での対面につけたCS差が非常に大きいためレーン強者が揃っていることが窺えますが、ドラゴン獲得率・ヘラルド獲得率、タワー獲得率ではV3に分があります。序盤戦のオブジェクトコントロールがあまり上手くいっていないのか、そのあたりがSummerシーズンで優勝できなかった要因かもしれません。

PSG TalonV3 Esports
DMG%Gold%DMG%Gold%
TOP21.3%20.6%20.5%20.1%
JG16.1%19.0%22.6%21.2%
Mid27.6%23.7%20.5%20.4%
ADC27.7%23.8%29%24.7%
Sup7.9%13.2%7.4%13.5%

続いてチームとしてのダメージ占有率とゴールド占有率です。スタッツを見る限り、Mid/ADCにゴールドを集めてダメージを出させるオーソドックスなチームといった印象です。

ロースター紹介

ロール別スタッツ

※JG/Midについては2020Summerでの別チームでの成績を反映

KDAKP%CS Differential at 15 minXP Differential at 15 min:First Blood
%
DPMSolo killsVision score Per Minute
TOPHanabi3.251.3+9.4+2236.3411.671.17
JGKongyue474.7+6.2+36131.0292.851.56
MidUniboy5.872.7+2.8+17020.750140.98
ADCDee
SupKaiwing6.476.4-1.1+18615.615002.58

(参考)V3 Esports

KDAKP%CS Differential at 15 minXP Differential at 15 min:First Blood
%
DPMSolo killsVision score Per Minute
TOPPaz4.262.5-6.2-1226.1396.150.85
JGbugi8.483.2+6.2+53978.3444.341.58
MidAce8.569.2-6.4-4939.1400.621.05
ADCArcher7.171.2+11.3+19443.5567.601.57
SupRaina5.464.3-1.9-14647.8145.102.46

Top:Hanabi

国際大会常連のFlash WolvesのスタメンTopを務めたいたこともあり世界的にも知名度があるHanabi選手ですが、年齢はまだ20歳と非常に若く才能にあふれた選手です。タンクからファイター、メイジにマークスマンとチャンピオンプールも非常に広く、さまざまなプレイスタイルに対応できる選手です。特にオーンは5試合使用して勝率100%と圧倒的な数字を残しています。

JG:Kongyue

ahq e-Sports Club のスタメンJGであるKongyue選手が今回の事態を受けてプレインステージ限定でローン移籍しています。キル関与率が74.7%と非常に高く、視界スコアに優れた典型的なコントロール系ジャングラーです。一方でエコーの勝率が100%かつKDAも7.3と高い数字を残しており、レクサイやスカーナー、ジャーヴァンなどのGankが得意なチャンピオンもプールにあるなど多様性も持ち合わせているようです。

Mid:Uniboy

ahq e-Sports Club にてKongyue選手とコンビを組むMidレーナーのUniboy選手も今回の事態を受けてローン移籍しています。Mid/JGがそのまま入れ替わることでチームのシナジー低下を最小限に抑えることができるかもしれません。

気になるのはチャンピオンプールでSummerシーズンは計6体のチャンピオンしか使用していません。グループBの出場Midレーナーのうち最小となるこの数字がチームの方針によるものなのか分かりませんが、対戦相手からすると策略を練る一つの材料となる可能性があります。

ADC:Dee

※2017年シーズンのデータ

Dee選手はMachi Esports からのローン移籍ですが、2020Summerの出場はありませんでした。ただ、26歳とベテランでありこういった事態には最適なプレーヤーかもしれません。2017年のLMSでの成績があったのでチャンピオンプールをそこから見ていきます。

当時はアーデントセンサーメタと呼ばれるコグ=マウ、トリスターナ、トゥイッチなどのハイパーレートキャリーがメタの中心でした。それらのチャンピオンよりもジンやヴァルス、ケイトリンなどのレーン戦でアドバンテージがとれるようなチャンピオンを好んでいるようです。

現環境のメタであるケイトリン、アッシュなどもピック率が高いので警戒したいところですが、KDA

Sup:Kaiwing

使用率トップのスレッシュは11ゲームピックして勝率72.7%かつKDA7.2と非常に得意としています。Kaiwing選手はPCS2020SummerでSupでは最もデスが少ないプレーヤーです。それでいて視界スコアも非常に高く、敵のプレーヤー位置の予測やリスク管理などマクロ面で非常に優れたプレーヤーであることが窺えます。

キル関与率も非常に高く、レーニングフェーズでのロームにも警戒したいところです。

まとめ

ここまでチームスタッツと個人スタッツを見ていきました。PSGはチームメンバーが変わったこともあり、スタッツの数字にどれだけの意味があるかは正直言えば微妙です。また、チームメンバーも大きく替わったこともあり、どのような戦い方をしてくるのかも蓋を開けてみないと分かりません。

V3と対戦するのは最後の試合ということで、メンバー間の連携などは向上していることが予想されその点はマイナスかと思いますが、事前に3試合、研究できるという点ではプラスだと思います。

PSGにかって予選通過!という最高の最終戦になることを祈るばかりです。

 

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