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【LOL】V3のGS進出に向けて最高の抽選の可能性も!?

  • 2020年9月18日
  • 2020年9月18日
  • LOL

日本時間の9月15日21時から行われたLeague of Legendsの世界一のチームを決める大会、The 2020 Season World Championshipの抽選会。

日本代表のV3 Esportsは抽選の結果、プレインステージのグループBに入りました。

 

事前に挙げた各地域のTierと最悪・最高の抽選結果を振り返ると、


ランク地域
ACN
BEU
CNA、PCS、TR、CIS
DLAT
EBR、OCE

最高:CN、EU、TR、CIS、JP
最悪:PCS、NA、OCE、BR、JP


見事に一番ひいてはいけないCNを引き当てましたね、、
そして逆に一番引きたかったEランクの2チームは別グループに行ってしまいました。。。

※なお地域だけの話をしているため、チームの強さは上記とは大きく変動する可能性があります。
特にNAは3位通過がTL、CIS地域の1位通過がUOLと上図に配置したランクよりも強いチームが出場してきます

というわけでネット上でも騒がれている通り、かなり厳しいグループに入ってしまいました。
ただ良い面も当然あるので今回はそのあたりの話をしていきたいと思います。

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なぜこのグループは「最高の組み合わせ」なのか?

まず最初に結論から。なぜこのグループは「最高の組み合わせ」なのでしょうか?

プレインステージのグループステージの順位により次のラウンドへの進み方が変わります。

1位:Worlds本戦グループステージ進出
2位:もう片方のグループの3位・4位チームの勝者と対戦
3位:同じグループの4位チームと戦い勝てばもう片方のグループの2位チームと対戦
4位:同じグループの3位チームと戦い勝てばもう片方のグループの2位チームと対戦
5位:グループステージ敗退

ここで重要なのが1位を逃すともう片方のグループの2位以下とBo5を行う必要がある点です。

プレインステージの最強チームがCN地域のLGD Gaming であることは衆目の一致するところです。そのためどのグループに配属されても1位は確定でしょう。そうなるどLGDが入ったグループはLGDを除いた2位争いが重要となり、LGDの次に強いチームがどこかという話になります。

今回のグループBで2番目に強いチイームはおそらくCIS地域のUOLです。ここはPool1と同格、それ以上のチームとも言われるチームです。グループBでも2位の最有力候補だと思います。V3にとってよかったのはLGD、UOLに負けても大丈夫なグループステージで対戦することになった結果、グループステージの次のノックアウトステージで戦わなくてよくなった点です。

もし仮にV3がBR代表のINTZの代わりにグループAに配属されていたとします。グループAは格上のチームにEU地域のMAD、NA地域のTLがいます。そのためV3は現実的には3位通過を目指すことになります。3位になり4位チームとの戦いに勝った時、待ち受ける相手はもう片方のグループの2位、つまりはUOLになります。

UOLとBo5なんて考えたくもありません。それに比べれば1発勝負のグループステージの方がチャンスはありますし、負けてもほかの相手に勝てばいいのです。

そのためグループステージの通過だけを考えるとかなり悪い組み合わせではあります。ただ、その先のWorlds本戦出場を目指すとすれば十分に期待が持てる組み合わせといえるのではないでしょうか?

ただし前提として、LAT地域のRainbow7、PCS地域のPSG Talonよりも上に行き、最終的に待ち構えるグループAの2位チーム(おそらくはMAD Lions)に勝つ必要があるので厳しい道のりであること代わりはありません。

「最高の組み合わせ」は正直に言えばかなり持っていますが、それほど悪い組み合わせでないと感じていただければと思います。

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最強の相手となるCN地域を引いた影響

V3が所属するグループAには2つのPool1地域が入りました。その中でも最悪なのがCN地域。
出場するチームの詳細は別記事にて挙げる予定ですが、一言でいえば優勝候補の1つです。

それもプレインステージの優勝とかではなくこのWorlds2020全体の優勝候補としても名前が上がります。
それぐらいヤバイチームが同じグループに入ってしまいました。。

これによる影響を1つ挙げるなら、

プレイングループステージを1位通過してのWorlds本戦への出場はほぼ無くなった

ということです。
まぁこれはどんな組み合わせでも1位通過はかなり厳しいことが予想されていたので、V3への影響はそこまで大きくないと思います。

1点気がかりなのは対戦する順番です。V3が開幕戦や2戦目などでCN地域と戦うことになると厳しいです。

Worldsプレインステージは短期決戦です。V3は1日2試合or3試合を2日間行うことになります。もし最初の相手がCN地域の場合、その力の差からこれまでV3が味わったことがないような圧倒的な大差で負けてしまうことも十分にありえます。

そうなったときに心配なのがメンタルです。LJLの地域は歴代、初戦で負けるとその後は委縮して本来の力が出せずに敗退してしまうケースが多々あります。
その状況にV3が陥らないか。それだけが心配です。

なのでCN地域との対戦はできれば最終戦だったらいいなというのが希望です。

Pool2の最強チーム、CIS地域を引いてしまった影響

今回の抽選で一番、頭が痛い点はV3がCIS地域と同じグループに配属されたことです。CN地域以外のPool1地域は正直そこまで大きな差はないと思います。問題はPool2の実力差です。

Pool2の中でもCIS地域、TR地域はその実力が抜けています。その中でもCIS地域、特に今回代表のUnicorns Of Loveはチームの実力がずば抜けています。
UOLに関する詳細は別記事で書こうと思っていますが、Pool2地域で一番一緒になりたくなかった相手がUOLでした。そこを引いてしまったのはかなり厳しい状況です。

ただ昨年のMSIで日本代表のDFMが敗れた相手が現UOLのメンバーです。間接的なリベンジのチャンスがLJLに訪れたと考えて、是非とも勝利をもぎ取ってほしいところです。

Poo1のもう片方、PCS地域の実力は未知数

Pool1はCN地域以外のもう1チームが配属されますが、NA、EU、PCSの3地域の中でPCSを引きました。ここに関してはそれほど悪くわないかなと思います。

NAはLCS地域屈指の強豪、Team Liquid 、EUは昨年、DFMが1-1だったSplyceの後継チームであるMAD Lionsが出場します。Team LiquidはNAを代表するスター選手が各ロールにそろっており、かなりの格上という印象のチームです。特にTop/Midのソロレーナーの実力が高くキャリー力も高いため、V3にとっては戦い辛い相手かなと思います。そのため、MAD Lions、PCS地域のPSG Talonの方が戦い安いかなと思いました。※もちろん、両チームのソロレーナーも強力な選手なのですが、、

なお、今回同じグループになったPSG Talonはシーズンを戦ったTop/JG/Adcの3名がプレインステージ不出場との情報があります。その場合、同一地域の強豪チームAHQ Esportsから選手をレンタルするようです。ここに関しては別記事でチーム紹介を行いますが、元V3のBaby選手と対戦できないのは残念ですね。

Pool2のもう一枠は、LAT地域のRainbow7

Rainbow7はラテンアメリカ地域を代表する強豪チームであり、昨年DFMがWorldsで0-2で敗れたIsurusをプレイオフで破り出場権を獲得しています。

個人的にはLAT地域とLJL地域の実力はほぼ互角と感じています。そのため、そこまで悲観するような組み合わせではありません。間違いなくいえることはV3を除くと一番実力が低いチームといわざるを得ず、このチームにV3が負けるようなら次のラウンドに進むなど夢の話です。このチームよりも上の順位にたてばとりあえずは次のラウンドに進めるので、最も重要な対戦相手といえるでしょう。

まとめ

ここまでプレインステージの抽選結果を簡単にご紹介しました。開幕の9月25日(金)までに各チームの紹介記事を執筆しようと思います。

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