LOLの世界大会の一つであるMSI(Mid-Season Invitational)について2021年の開催概要が発表されました。
#MSI2021 のグループ分けが発表!
LJL(日本)は、LCK(韓国)、LCS(北米)、LLA(中南米)と共に グループC 配属となりました。GL @LCK_Global @LCSOfficial @LLA 👊🔥
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— LJL (@Official_LJL) March 30, 2021
昨年は新型コロナウイルスの関係で開催が見送られた本大会ですが2年ぶりの開催となります。気になる開催地は北欧・アイスランドとのことです。
今大会から開催ルールが一部変更になっており、日本代表となるLJLの優勝チームへの影響も必須です。
・MSI2021のルール変更の概要
・MSI2021の日本LJLの位置づけ
現時点での開催概要についてまとめていきます。
1.開催地はアイルランド
#MSI2021 is coming. Who will Break Out? Pack your parkas, because League of Legends’ greatest pro players are about to showdown in Iceland! This sprawling, epic landscape will set the stage for big moves & rising legends. Dates: May 6-22. pic.twitter.com/besQKwW3AW
— LoL Esports (@lolesports) March 1, 2021
前文の通り開催地はアイルランドの首都:レイキャビクになります。欧州でのMSI開催は2018年大会以来となる3年ぶりの開催です。
気になる日本との時差ですが‐9時間です。そのため現地時間の17時から試合がスタートする場合、日本では26時からの試合スタートになります。かなり深夜になってしまい翌日が仕事の方はつらい時間帯になってしまいますね。
ただ近年の世界大会は視聴者がもっとも多い中国のゴールデンタイムに放映できるよう試合のスケジュールが組まれることも多く、それに合わせる形であれば日本からも比較的見やすい時間帯になる可能性が高いです。
2.ルールの大幅な変更について
MSI2021はルールが大きく変更になります。これまではメジャーリビジョン以外のマイナーリビジョン(いわゆるワイルドカート地域)のみで予選を行い、そこから台湾やNA(北アメリカ)の代表チームと戦い、本戦グループステージを戦うといった流れでしたが、プレインステージが完全になくなりました。
ステージ1はメジャーリビジョン・マイナーリビジョンを含んだ戦いが最初から展開されます。
ステージ2以降に関しては従来のMSIの開催形式を踏襲しています。
以上により従来のプレインステージはマイナーリビジョン内の力関係を図る舞台だったものがメジャーリビジョンとマイナーリビジョンの力関係を図る舞台になったというのがざっくりとしたイメージです。
これまでLJL代表がメジャーリビジョン地域と戦うためにはプレインステージを通過する必要がありましたので、それが無くなったことでKR(韓国)やCN(中国)のトップチームとLJL代表が初戦からぶつかるなんて展開が起こり得る構成になっています。楽しみでもあり怖さもありの大きな変更です。
気になるステージ1の組み合わせですが過去の実績を元に地域を4つにランク付けし、それぞれのランクから1チームずつの4チーム3グループで開催されます。
3.LJLの順位付け
ステージ1から出場するLJL代表ですが、ランク付けではTier4つまり最低ランクに位置づけられました。近年、LJL代表はプレインステージを通過できておらずある意味、仕方のない評価です。マイナーリビジョンではTUR(トルコ)、CIS(ロシアおよび独立国家)、LAT(ラテンアメリカ)がTier3に配置されています。現実問題としてTier3の地域にLJL代表は良い戦績を残すことができておらず、当面の目標はTier3入りだと思います。
ステージ2に進出するのはなかなか難しいとは思いますが今年こそ躍進に期待したいところです。
まとめ:日本代表の活躍を期待しましょう
3月4日現在、まだまだSpringも続きますし優勝チームすら決まっていない段階なので、各地域との比較をしてもしょうがないです。ただどのチームが代表になっても日本の勝利を願い全力で応援したいところです。また新型コロナウイルスの関係では開催や出場も怪しくなると思うので、そちらの動向も見守っていきたいと思います。