名探偵コナンに出会ったのはいつだったろうか。
好きになった時期は覚えているが初めて出会った時期は定かではない。
そう最初、私ははコナンファンではなかった。
名探偵コナンとの出会い
子どもの頃、よく遊びに行く家の子がコナンが好きだった。
その子はコナンを全巻揃えており私もよくそれを読ませてもらった。
ただ一度も借りて帰ったことはない。
その場で読むだけで満足する作品、それが私にとっての名探偵コナンであった。
月曜日の7時30分、何気なくコナンを視聴していたのは間違いない。
なぜなら「夏の幻」や「恋はスリル！ショック！サスペンス！」などの名曲の映像を今見ると
「懐かしい」と思うからだ。
当時、小学校でクラスメイトがパラパラを踊っていたのも覚えている。
私自身、rumania montevideoが歌うEDテーマ「Still for your love」は大のお気に入りだった。
ただ、全くアニメの記憶が思い起こせない。
おそらく惰性でしか見ていなかったのであろう。
毎週楽しみにしている訳ではなくたまたま見るものがなかったから見る。
私にとっての名探偵コナンはそんなアニメだった。
そんな私がコナンでビデオ録画した話が1話だけある。
子供の頃の話なので理由は全く覚えていない。
普段、惰性でしていなかった私がなぜその回だけ録画したのだろう？
おそらくは登場人物の名前もあやふやだったこの時期に。
「集められた名探偵！ 工藤新一vs怪盗キッド」
そう黒の組織のあの方こと烏丸蓮耶の唯一の登場回である。
今思い返すと、私がコナン好きになったのは運命なのかもしれない。
コナンを好きになった時期
夏休みのコナン再放送を楽しみにしていた高校生時代
私がコナンを好きになったのはこの時期だ。
中学は部活動で夏休みの昼も練習に明け暮れていた私だが
中学３年生という頂点から高校１年生という最下層への転落が許せず
部活に入ることを選択せず帰宅部になった。（単に部活がめんどうになった）
夏休み。１ヶ月半近くも休みという社会人の今となっては考えられない至福の毎日のなか
私は再放送のコナンを毎日楽しみにしていた。
何がきっかけだったのだろう？
最初は小学生の時と同じく惰性だったのかもしれない。
ただ小学生の時よりは知識も判断力も増え
コナンの面白さに気づいたのかもしれない。
話としては板倉卓の事件が起きた辺りを再放送していたように思う。
ロッカールームに隠れジンをやり過ごそうと息を潜むコナンと同じ用に
私自身もドキドキしてアニメを見ていた。
そう。この頃、私は完全にコナンにはまっていた。
